車検時に車屋に言われるままに部品を交換していれば、ほとんど自分でメンテナンスする必要は無いが、安くあげようと思ったら自分でできるメンテナンスはやろう。
1. 減ったら(劣化したら)交換
1.1 自分で交換・補充
チェックの頻度は乗る頻度や走行距離によるので、自分のペースで。
- ラジエーター液(LLC):液量を確認し、減ったら足す。茶色っぽくなったら車屋で交換。
- ウインド・ウォッシャー液:液量と噴射具合を確認し、足りなかったら足す。冬は濃いめにしないと凍結する。
- タイヤの空気圧:
- 適正値は車種によって異なり、運転席ドアを開けたセンターピラーに貼ってある。
- 窒素は酸素に比べてゴムの透過率が低いらしい(3分の1)。高価なタイヤだと窒素ガスの無料充填してくれる店もある(例えばココ)。
- 金属バルブだとエアーが抜けにくい気がする。
- 夏冬タイヤの交換:山が残っているタイヤを前輪に取り付ける。トルクレンチ(例えばコレ)を使わないとボルトをねじ切ってしまう恐れ有り。
- 点火プラグ:始動しにくくなったり、アイドリングが不安定だったり、加速が悪かったり、燃費が落ちてきたら、まず疑う。
- エアフィルタ:大気汚染が減って汚れも減った気がする。燃費が落ちてきたら交換で良いだろう。
- エアコンフィルタ:大気汚染が減って汚れも減った気がする
- ライト磨き:黄ばんできたら
- ランプ:ランプ類の点灯・点滅を確認する。球切れチェックは誰かに手伝ってもらう。交換方法は車種によって異なるので、みんカラで先輩方の知恵と経験を学ぼう。交換作業は10分もあればできるだろう。
- ブレーキランプ
- テールランプ
- スモール
- 車幅灯
- ウィンカー(前後左右)
- ハザード
- フォグランプ
- バッテリー:
1.2 車屋で交換
- ブレーキ液:液量とブレーキペダルの踏みしろを確認し、足りなかったり茶色になったら。交換は車検と一緒に。
- タイヤ:溝の深さ、亀裂や損傷を確認し、スリップサインやヒビ割れしてきたら替え時。車と路面はタイヤだけで接しているので、加速も減速もカーブも、そして乗り心地やロードノイズも全てタイヤが影響する。車選びの次に大切なのがタイヤ選び。
- ブレーキパッド:残量目盛りが見難い場合は車屋でチェックしてもらう。大体、1万 kmで1 mmくらい減る。
- 前照灯(High, Low):角度調整は専用機材が必要
- Vベルト:キュルキュル鳴き始めたら
- ボディコーティング:5年毎くらい
- オートマオイル(CVTF)、タイミングベルト:自動車の取扱説明書に従うが、10万 kmくらいか?
- ドライブシャフトブーツ:樹脂なので経年劣化する。でも、15年くらいは大丈夫そう。
- ブッシュ:10万 kmくらい。サス交換と一緒に。車の交換時期かも。
- タイミングベルト:10万 kmくらい。車の交換時期かも。
2. 定期交換(車検前)
上記の「1. 減ったら(劣化したら)交換」の各項目をチェック。
2.1 自分で交換・補充
- ワイパーゴム:ワイパーを動作チェックし、吹き残しが無いか確認する。ブレードを交換するとカタログの車種別対応表と異なる場合があるので注意しよう。
- 非常信号灯:LEDタイプの場合は車検時に電池を交換する。アルカリ電池を入れっぱなしにすると液漏れで器具(非常信号灯)を破損して損害が大きいので、電池交換はケチらない。発煙筒タイプの場合は4年毎に交換。
2.2 車屋で交換
- エンジンオイル・オイルフィルター:オイルの量を確認し、減っていたら足す。減りが早い場合は漏れてるかもしれないので車屋に見てもらう。汚れたら交換。廃油処理が面倒なのでオイル屋で交換がお勧め