ドン・キホーテの2万円PCことストイックPC3がLinuxで復活

リモートデスクトップ端末専用と化していたドンキのストイックPC3だが、 ChromeOS Flexを入れたらリモートデスクトップ端末だけでなく、 Linuxコンテナもなかなか使える子になった。 それなら、ということで、Linuxをネイティブで入れたら、普通に使える子になったので、その備忘録。

1. 軽量Linuxディストロの選択

軽量Linuxにもいくつかあるが、 今回はUbuntuベースのLinux Lite 6.6を入れてみた。 Linux Liteよりも軽量なディストロはあるが、ストイックPC3のリソースはそれほど貧弱ではない。 小さくするためには、何かしら削ぎ落としているものだ。 ちなみに、Lubuntuも入れてみたが、お任せではWifiモジュールを認識してくれなかったし、 Q4OSはGoogle Driveが難しかった。

2. Linux Liteのインストール

  1. ISOイメージをダウンロードし、起動用USBメモリに書き込む
  2. ISOイメージを書き込んだUSBメモリで起動してインストール
  3. 初ログイン時にシステムのアップデートや言語設定を実施

3. サスペンド復帰時のキーボード不具合への対処

サスペンドから復帰した際に、キーボードとタッチパッドのクリックが効かなくなる不具合が生じたが、 /etc/default/grubを下記のように修正したら機能するようになった。 なお、ハイバネートが効かないのは未解決。

GRUB_CMDLINE_LINUX="i8042.nopnp"

4. 日本語環境

日本語入力はiBus-Mozcを使用

5. リモートデスクトップクライアント

Remminaを使用

6. Google Driveのマウント

sudo add-apt-repository ppa:alessandro-strada/ppa
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install google-drive-ocamlfuse
google-drive-ocamlfuse
cd
mkdir G
google-drive-ocamlfuse /home/<user_name>/G